失敗した私からの注意点。
販売業者を見極める。
自分が欲しい仕様のトラックは、なかなか中古では見つからない物です。
もともと中古トラックは数が少なく、
その中で自分の理想条件に合う車両が見つかるのは、まれかもしれません。
しかしまれに見つかると、車にばかり目が行き、業者の言いなりに購入してしまいがちです。
私の事例、トラックの条件。
- 年式、距離は少し古く多走行でも綺麗なら考える。
- 平ボデーで超ロング(荷台4メートルの品物を乗せたい)
- 値段は安ければ、安いほうが良い。
- 早く納車してほしい。
地元の県に2台ほど見つけましたが、1台は新車同然の高額トラックで、もう1台は、条件にほぼ合う車両でしたので、速電話して見に行くことにしたんですが、あたまの中はもう購入すること決まっているような物でしたので、業者どころか車両もよく見もしないで購入を決めてしまったのを覚えています。
結果後から気が付きましたが、
この業者口コミなどでも最悪の業者で、非常に評判の悪い業者でした。
車両も、オイル交換などもされておらず、特にオートマオイルに関しては、劣化がすごく手の付けられない状態でした。
クレームはしたのですが「現状販売で、見にも来られましたよね~」とこんな感じでした。
業者選びは重要だと、身に染みて感じさせられました。
走行距離と年式

トラックはディーゼルエンジンが多いと思います。
私が最初に買ったトラックは、いすゞ自動車のエルフで12年落ちの25万キロの車両でした。
25万キロも走っていて大丈夫かな~と思っていましたが、お店の亭主が、
「ディーゼル車の走行距離はガソリン車の半分だと思ってください。」
[エンジンの回転スピードが違うのとディーゼルエンジンは丈夫に作られている」
という話をされ、購入しましたが、あっちこっち壊れ、修理に相当なお金を使いました。
年式が古い、多走行の車両を購入するなら後々の修理代は覚悟するべきです。
具体的な注意点
荷台の乗せ換えのトラック

荷台の下を必ずのぞき込んでください。
荷台とフレームのボルトが緩んでいたら、買わない選択を検討してください。
荷物を乗せて、相当走っている車両だと推測できます。
またこのボルトが錆びなどで締め付け出来ない車両は、放置時間が長かった車両ですので、
買わないほうが無難な車両かと思います。
見た目は綺麗な自家塗装

これは中古トラックに一番多い注意すべき点になります。
ボディー、フレーム、パッと見は綺麗に見えますが、
傷だらけのボデーを隠すためにサッと塗っているだけが多く、
少し経つと、すぐ錆びが浮いてきたり、ひび割れを起こしてきます。
上の写真がまさに、購入して3年でひび割れだらけになった私が購入した車両です。
全塗装している車両は注意が必要。
純正塗装、多少の傷があっても純正色そのままの車両をオススメします。
フレームの錆

荷台の下をのぞき込んで見てみると、フレームが錆びていることがあります。
見える表側だけでは無く、内側も確認できればなおさらいいと思います。
また、錆びを隠すため、ブラック塗装で上から塗装されているケースもあります。
塗装の上からハンマーで軽くトントンと叩くと、ボロッと塗装と一緒に剥がれたりします。
このようなごまかして、少しでも高く売ろうとしている業者は、要注意です。
シートの破れ
特に運転席のシートの端っこが、
破けている車両は、使いが荒かった可能性が高いと思います。
ほかの場所でも、シートが破けていたり、酷い汚れが付いている車両は、雑に扱われた場合が多いので、もう一度検討する価値ありです。
エアコンの匂い
内装は比較的きれいで、購入したトラックがありまして、いざ乗ってエアコンを回すと、車の中がたばこの匂いで居られないほど臭かった事がありました。
これもシートと同様に、
雑に使っていた可能性が高く、メンテナンスなどをきちんとされていたか確認する事をオススメいたします。
トラックですので多少の雑な使い方は仕方のない事だとは思いますが、内装があまりにも臭い車両などは注意が必要です。
中古トラック購入まとめ
- 全塗装されてる車両は見た目は綺麗でも車はボロボロの可能性があり注意が必要
- 長く使うなら高いが新車を買うのが間違いない選択かと思います。
- 最近はリースという選択肢もよいです。
- 中古を買うなら修理代は覚悟して買うべき。
- 中古トラックも修理をしながら長く使うことは可能。